自分が亡くなった後、どういう葬儀にして欲しいかなど事前に相談をすることができればよいですが、それができないこともあります。余命が分かっていれば色々な準備をすることが出来るでしょう。しかし全ての人が準備をして旅立つことが出来るわけではありません。
不慮の事故で亡くなってしまうこともあるでしょう。ある程度の年齢になったら、自分がどんな葬儀にして欲しいのか、口座の管理や保険の加入状況など知っておきたいことも日記に書いておくとよいでしょう。それが終活のためのノートです。
最近では気軽に終活を行なうことが出来るように専用のノートも発売されています。日記感覚で書くだけなので深いことを考える必要はありません。逝去をした時に知らせて欲しい人なども遺族には分からないことがあります。
その人だけの付き合いがあり、その連絡先までは知らないということがあります。ノートに記載されていれば、遺族も連絡をしてくれるでしょうし、希望に沿う葬儀を行なってくれるでしょう。葬儀の際に流して欲しい音楽なども記入をしておくとよいでしょう。
場合によっては葬儀会社に相談をして準備をしておくという方法もあります。お金も生前に支払っておくという方法もあります。支払いがある程度済んでいれば、遺族に迷惑になるようなことはありませんし、全部自分で準備をしたという達成感も得ることが出来るかもしれません。様々な考えがあるので、それを書いておくというのはとても大事なことです。